本田のバロンドール投票 Cロナよりベイルを上位とした理由

2015年01月14日 16時00分

【オーストラリア・ブリスベン13日発】FW本田圭佑(28=ACミラン)が、12日に発表になった男子年間最優秀選手「FIFAバロンドール」の選手投票を日本代表として行っていたことにも注目が集まっている。

 

 バロンドールの投票権は各国代表監督、主将、ジャーナリスト合計544人に与えられ、日本はアギーレ監督と本田が投票。現在の主将はMF長谷部誠(30=Eフランクフルト)だが、昨年10月のブラジル戦までは本田が主将を務めたことで、日本協会が本田を投票者に任命していた。

 

 実は、一部の選手は本田に投票権が与えられたことを知っており、ある選手は「どんな選手に入れるのか、すごく興味がある。どんな選手を評価して、どんな選手になりたいかがなんとなくわかるので(本田の人選は)今後の日本代表にとっても意味がある」と語っている。

 

 本田が選んだのは、1位がドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(28=バイエルン・ミュンヘン)、2位がウェールズ代表FWガレス・ベイル(25=レアル・マドリード)、3位がバロンドールを獲得したポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(29=レアル・マドリード)。本田はC・ロナウドの受賞を受けて「おめでとうと言いたい。一選手が取れる点数のリミットを覆し続けている。常にああいうところを目指し、今後の日本の若い選手もやっていくと思う」と意欲を語った。

 

 とはいえ、本田はドイツのブラジルW杯優勝の立役者のノイアーを最上位評価。さらにC・ロナウドよりも「移籍金100億円男」のベイルを上位とした。ミランと日本代表で3トップの右FWを担う本田は、レアルで同ポジションを担い、快足と無回転FKを武器とするベイルを理想としているようだ。

 

 FWリオネル・メッシ(27=バルセロナ)を外したことには「驚いた」との声が続出。それでも「圭佑らしい人選。クリロナやベイルのようなプレーができるように、こっちも努力したい」(ある主力選手)。本田の無言のアピールがもたらす影響は大きそうだ。