武藤、柴崎の生かし方に今後注目だ

2015年01月14日 07時00分

【武田修宏の直言!!】

 日本は初戦でパレスチナに快勝した。正直にいえば、状態はまだまだだったね。最後は4点差がついたけど、相手のプレッシャーはほとんどかかっていなかったし、フリーでやれる場面も多かった。暑さへの対応やコンディション調整という意味では、いい試合になったと思う。


 今大会は日本にとって2連覇、優勝が絶対条件と考えている。なぜか? ブラジルW杯を戦ったザックジャパンとメンバーがほとんど変わっていないから。つまりベースの部分は共有できているし、イレブン間の意思疎通も問題はない。あとは監督の手腕だけなので、結果を出して当然の状況じゃないかな。


 それと、アギーレ監督には2018年ロシアW杯に向けて、若手をいかに育てられるかにも注目している。アジアカップも大事な大会だが、日本代表の最大目標はあくまでW杯だからね。逆算して考えれば、そろそろ新戦力が出てこないと難しいし、チームとして成長できないと感じている。


 なかでもFW武藤嘉紀(22=FC東京)やMF柴崎岳(22=鹿島)をどう活用していくのか。特に武藤に関しては左FWやMFで起用している。だけど、多くの役割を与えると、混乱する場合もあるからね。先を見据えて、役割を固定してあげることも考えてほしい。

(元日本代表FW)

 

 

 ☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

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