<全国高校サッカー>2年連続決勝進出!星稜の発奮材料

2015年01月11日 16時00分

 全国高校サッカー選手権は10日、埼玉スタジアムで準決勝2試合が行われ、星稜(石川)が日大藤沢(神奈川)を3―0で下して2年連続の決勝戦(12日)進出を決めた。

 

 富山第一(富山)との決勝戦で終盤まで2点リードしながら逆転され、初優勝を逃してから1年。決勝進出を決定づける3点目のPKを決めた星稜FW大田賢生(3年)は「去年、先輩たちが成し遂げられなかった優勝を果たしたい」と言葉に力を込めた。

 

 交通事故で入院中の河崎護監督(55)に代わって指揮を執る木原力斗監督代行(27)も「去年の悔しい思いをしている選手もいる。もう一度チームが一つになって、しっかり準備をして戦いたい」。昨年の悔しさが原動力になっているわけだが、同校野球部へのライバル心も見逃せない。

 

 野球部は昨年7月の県大会決勝、0―8と追い込まれながら9回裏に大逆転し、甲子園切符をつかんだ。その衝撃は石川県だけでなく全国に広がり、サッカー部は野球部の快挙に刺激を受けまくった。DF高橋佳大(3年)は「あれだけスゴイことをしたんですから影響はありますよ。サッカー部も負けていられないので『選手権で優勝しないとダメでしょ』とか言い合ったりしてますね」と明かす。

 

 この日、他の生徒とともにスタンドから声援を送った野球部の選手たちは決勝戦も駆けつける予定。名門サッカー部にとって、決勝戦は昨年のリベンジを果たすためだけの舞台ではない。