前園氏「乾のドリブルが中東勢の守備崩す」

2015年01月09日 16時00分

キーマンの乾

 

【前園真聖ゾノの焦点!】アジアカップが開幕します。日本代表にはぜひタイトルを勝ち取って2連覇を果たしてほしいですが、攻撃のキーマンになるのはFW乾貴士(26=Eフランクフルト)だと考えています。

 

 昨年6月のブラジルW杯メンバーには選ばれませんでしたが、ザックジャパンでも活躍したアタッカーで、キレ味鋭いドリブルが最大の武器の選手です。今のアギーレジャパンにはあまりいないタイプで、自ら敵陣に仕掛けていけるのが魅力でしょう。

 

 特に日本が戦う1次リーグD組は中東勢ばかり。どの国も日本戦では、しっかりとブロックをつくってゴール前の守備を固めてくるはずです。そうなると、得意のパスワークだけでは崩せなくなるので、ドリブルで仕掛けて局面を打開できる乾のような選手が効果を発揮します。

 

 さらに乾がドリブルでゴールに迫れば、相手DFからファウルを誘発することもできます。そこで得たFKで、ゴール前を固められていても直接ゴールを狙えます。日本にはFW本田やMF遠藤保仁(34=G大阪)といった優秀なFKキッカーがいるので、ビッグチャンスになるでしょう。

 

 日本代表の左FWのポジションには小林悠(27=川崎)、武藤嘉紀(22=FC東京)をはじめMF清武弘嗣(25=ハノーバー)やMF香川の起用もありそうで競争は激しいですが、中東勢との3連戦でこそ乾の真価が発揮できると思います。

 

 (元日本代表MF)