メッシとの確執深刻化 バルサ監督解任も

2015年01月08日 10時41分

 スペインの名門バルセロナが大揺れだ。4日に0―1で敗れたレアル・ソシエダード戦でスタメンを外されたFWリオネル・メッシ(27)が、ルイス・エンリケ監督と激しい口論を繰り広げ、翌日の練習を欠席したため、各メディアはエースの移籍にまで言及する事態となった。

 クラブ側はメッシの練習欠席について「胃腸炎のため」と発表している。だが、スペイン紙「スポルト」によると、あくまで“仮病”と信じるエンリケ監督はメッシへの厳罰を検討していたと伝えた。そのうえで、主将のMFシャビ(34)と副将のMFアンドレス・イニエスタ(30)、同じく副将のMFセルジオ・ブスケツ(26)らの翻意を受けてエースに処分を科さなかったという。

 さらに3選手は指揮官との対立が浮き彫りになったメッシとも緊急会談する方針で、イレブンは事態収束に向け動きだしているようだ。

 その一方で、ラジオ局「カデナ・コペ」は、クラブ側がメッシと対立したエンリケ監督の指導者としての資質を問題視していると伝えた。スペイン国王杯のエルチェ戦(8日)とリーグ戦のアトレチコ・マドリード戦(11日)で結果を出せず、選手と関係改善できなければ「解任する」と指揮官本人に通告したと報じた。

 バルセロナは現在、首位レアル・マドリードと勝ち点1差の2位につけているが、5日にはクラブの大物OBで強化責任者のアンドニ・スビサレッタ氏(53)を解任するなど、ピッチ内外で騒動が絶えない。チームに動揺が広がるなか、メッシの去就と合わせた名門クラブの動向にサッカー界が注目している。