岡崎タイプのストライカー増えた高校サッカー

2015年01月06日 16時00分

岡崎慎司

【武田修宏の直言!!】

 

 第93回全国高校サッカー選手権もいよいよ大詰めを迎え、各校が決勝(12日、埼玉)を目指して激突する。今大会もテレビ解説を務めさせていただいているが、全体的に感じているのは、ストライカーのプレースタイルが少しずつ変わってきたことだね。

 

 これまではテクニックのある、うまいFWが多かったけど、今大会ではチームのために献身的な守備をしながらも、チャンスになればガムシャラに、泥くさくゴール前へ飛び込んでいくタイプが目立っている。日本代表でも大活躍している岡崎慎司(28=マインツ)のようなFW選手が増えたと思う。

 

 岡崎は2013年夏からマインツに加入し、ゴールを量産。今季もドイツリーグで8得点を挙げて現在ランキング4位に付けている。決してテクニックがあるタイプではないけど、最後まで諦めずに、ひたむきにプレーする姿に高校生も共感したんじゃないかな。大きな影響を与えたのは間違いないだろうね。

 

 ドイツでも2002年日韓W杯で大活躍した名GKカーンの出現で、GKを目指す子供たちが増え、現在のドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(28=バイエルン・ミュンヘン)のような選手が出てきたと言われている。日本でも岡崎を手本にするFWが育っているから、近い将来、日本代表に名ストライカーが誕生するんじゃないかな。

 

 (元日本代表FW)

 

 ☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

 

 

 

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