状態が不安視されている本田は、周囲の指摘に反論するかのようにチームの仕上がりに自信を見せた。この日は攻守両面で課題が出たが「無駄なミスがいくつかあったところを減らすことで、次のステップへ行ける。大会が始まるまでに解決できるんじゃないかな」と迷いはない。


 改善点は多いという見解にも「個人的には(周囲が)『もっと(パスを)出しとけばよかった』と思わせる動き出しを増やすことに集中するべきと思っている。もっとコンディションを上げて、その回数、質を上げていきたい」と、あくまで前向きだった。さらにコンディションや連係に対する不安も解消できると断言。「あと1週間ある中で、少なくとも目に見えるような違いは期待してもらっていいんじゃないかなと思う」と不敵な笑みを浮かべていた。