2冠獲りに燃える東福岡のJ内定コンビ

2014年12月30日 11時09分

卒業後はJリーガーとなる中島(左)と増山

 全国高校サッカー選手権大会(東京・駒沢陸上競技場)で東福岡(福岡)が2冠達成を目指す。


 今夏のインターハイでは6試合26得点の圧倒的な攻撃力で優勝。今大会も優勝候補のチームを牽引するのは、卒業後にJリーグ入りが内定している2人。横浜Mに入団する主将のFW中島賢星は幅広い視野を持ち、司令塔としてパスに、カバーにと奔走する。


 インターハイでは優秀選手に選ばれたが、「準決勝、決勝で自分が決められず悔しかった。個人としては納得のいかない結果」と中島の自己評価は厳しい。高校最後の大会は「チームがいい結果で、自分も納得して終わるために得点王を目指したい」と高い目標を掲げる。


 もう1人、神戸入りするMF増山朝陽は体幹の強さが光るサイドアタッカー。そのプレースタイルから“東福岡のC・ロナウド”とも称される。「スピードに乗った前への推進力で点につながるプレーをやっていきたい」と意気込む。

 

 今年は開会式直後の開幕試合でいきなり登場し、三鷹(東京B)と対戦する。森重潤也監督は「(31日以降に登場する)他のチームより1日多く大会を見ていけるし、次の対戦相手の試合も見られる」とプレッシャー以上のメリットを口にする。


 昨年は3回戦で同じ九州の日章学園(宮崎)にPK戦の末に敗退。3戦連続無失点ながら涙をのんだ苦い経験をバネに赤いイレブンが16年ぶりの頂点を立つ。