八百長疑惑の中で合宿スタート 長谷部「信頼する力が試されている」

2014年12月29日 20時37分

練習を見守るアギーレ監督(中)。手前左は本田、右は長友

 サッカー日本代表は29日、連覇がかかる来年1月のアジアカップ(オーストラリア)に向けて千葉県内で合宿をスタートさせた。

 

 練習に先立ち、宿泊先のホテルでミーティングが行われ、日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)がハビエル・アギーレ監督(56)の八百長疑惑について事情説明。指揮官も自らの言葉で疑惑について口を開いた。大仁会長は「アジアカップに向けてサッカーに集中してほしいとお願いした。選手に説明するのは初めてなのでしっかり聞いてくれたと思う」と話した。

 

 これでアギーレ監督の八百長疑惑が晴れたわけではないが、代表イレブンは好意的な反応を見せた。練習後、MF長谷部誠(30=Eフランクフルト)は「会長が、これまでの経緯を説明し、『騒がせて申し訳ない。こういう状況でも監督を信頼してやっていく』という話をした。監督も直接話をして、『サッカー人なのでサッカーへの裏切りはしない』と言っていた。自分たちの信頼する力が試されている」と明かした。

 

 今後は、できるだけ早く選手ミーティングを開催し、選手同士の意思統一を図り、指揮官が八百長疑惑に巻き込まれている前代未聞の状況に惑わされないようチーム一丸ムードを高めていく。