【サッカー情報局】
デスク:八百長疑惑を抱えている日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が15日にスペイン検察庁に告発されて近日中にも受理される…なんて言われてたけど、なかなか進展がないな~。
サッカー担当記者:告発のときもそうでしたが、日本人の感覚からすると仕事のペースが遅いみたいです。今回はクリスマス休暇も重なって裁判所も休みなので、手続きが進んでいないのかもしれません。
デスク:今度も忘れたころに「受理」なんて展開もあるってわけか。
記者:そのようですが…アギーレ監督に関してちょっと気になる話を耳にしました。
デスク:何だ?
記者:アギーレ監督はスペインのサラゴサ監督時代の2011年に、1部残留がかかったレバンテ戦での八百長関与が疑われていますが、そのときサラゴサの会長から振り込まれた“ボーナス”に関して脱税疑惑もかけられていますよね。
デスク:それは本紙でも伝えたよな。
記者:どうやらスペイン当局が脱税の取り締まりを強化しているようなんです。昨年にはアルゼンチン代表FWメッシ(27=バルセロナ)の脱税問題が明るみに出ましたし、今月22日にはスペイン王女が脱税などの容疑で起訴され、王室メンバーが初めて法廷に立つ事態になりました。
デスク:王室も特別扱いしないのはスペイン当局の本気度がうかがえるな。場合によっては、八百長問題じゃなくて脱税で“クロ”なんて結末もあるかもしれないな。まあ、どちらにしてもイメージ悪過ぎ、には変わりないけどな…。