日本サッカー協会は15日、来年1月のアジアカップ(オーストラリア)に臨む日本代表メンバーを発表した。

 ザックジャパンで臨んだ前回大会(2011年=カタール)では、4度目の優勝を果たしている。それだけに、ハビエル・アギーレ監督(56)は「楽なことではないが、アジアカップのタイトルを守りたい。これまでもそれを目標にやってきた」と気合十分だ。

 11月のホンジュラス戦とオーストラリア戦では、ベテランのMF今野泰幸(31)とMF遠藤保仁(34=ともにG大阪)を初めてアギーレジャパン入りさせて実績重視を打ち出したが、初の公式戦を迎えるにあたり、その流れを継承する。指揮官は「経験豊富な選手は日本に来る前から知っていた。4〜5年前から日本代表はチェックして知っている。これまでは、より経験の少ない選手を近くで見てみたかった」と意図を説明した。

 そんな中で初のアギーレジャパン入りを果たしたのは、ブラジルW杯でメンバー入りしたMF清武弘嗣(25=ハノーバー)。アギーレ監督は「複数のポジションをこなせるし、難しいリーグでレギュラーとしていいプレーをしている」と高く評価した。