アギーレ監督「八百長疑惑」 テレビ局にも深刻なダメージ

2014年12月05日 07時15分

すっかり追い詰められた感のあるアギーレ監督だが…

 日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が「八百長疑惑」に絡み、スペインで起訴される可能性があるなか、日本のテレビ局にも深刻なダメージを与えている。

 アギーレジャパンは来年1月にアジアカップ(オーストラリア)を控えており、大会の放映権を持つテレビ朝日関係者は「本当にシャレにならない」と頭を抱える。

「大会まであと1か月ということで、番宣のCMや日本代表の特集も各番組でやり始めなくてはならないのに、それを進められない。CMで監督の映像を使っていいものなのか。スポーツ番組でアギーレ監督の采配や戦術を掘り下げるような企画は無駄になるのでは、という心配がある」

 アギーレ監督が有罪となれば、最大で6年間の職務停止処分を受けると言われており、日本代表監督の辞任は免れない。アジア杯期間中の出廷どころか、その時には監督を解任されている可能性もあるため、日本代表を盛り上げたいテレ朝としても“渦中の人物”を取り上げることはリスクが大きいというわけだ。

 さらに別のテレ朝関係者は「もともとアギーレ監督には、特筆すべき戦術や戦略があるわけではない。4―3―3というシステムもうまくいかず、結局ザックジャパンに戻った形だから。ただでさえ感情移入しにくかったところに今回の騒動だから、局全体で支援という感じになっていない」と局内の盛り上がりが少ないことも指摘する。

“アギーレ・ショック”の余波はまだまだ広がりそうだ。