なぜ山形は天皇杯決勝まで行けた?

2014年12月03日 16時00分

【サッカー情報局】

 

 サッカー担当記者:浦和を抜いてJ1首位に浮上したG大阪の3冠達成が目の前に迫ってきましたね。リーグ戦最終戦(6日)は、ぶっちぎりの最下位・徳島だから勝ち点3は確実。たとえ浦和が名古屋に勝っても、得失点差が7もあるので上回るのは目に見えていますし、それに13日の天皇杯決勝はJ2山形が相手ですから、これも勝ったも同然です。

 

 デスク:いやいや「一寸先は…」だからな。まだ分からんよ。でもJ1上位チームも出場している中、何で山形が決勝まで行けたんだ?

 

 記者:今年の天皇杯は来年1月にアジアカップの開催があるため、日程が前倒しになってリーグ戦の合間に行う試合が増えたからかもしれません。G大阪の長谷川健太監督(49)も「今年は日程的に難しかった。上がターンオーバー制で戦えば、下位のチームにも、つけ入る隙ができる。そういった影響もあってJ1のチームが早い段階で負けてしまったのではないか」と分析しています。

 

 デスク:確かに上位チームのコンディションやメンバーがフルでなければ、下位のクラブでも互角の戦いは可能だな。

 

 記者:今年はJ1の鹿島が2回戦でJFLのソニー仙台に“金星”を献上した例もありますし、浦和や川崎といったJ1上位チームがあっさりJ2チームに敗れたのも目立ちました。一発勝負のトーナメントなので番狂わせがつきものですが、長谷川監督は「本来はフルメンバー同士で戦わないといけないトーナメント」と今年の状況を残念がっていました。

 

 デスク:天皇杯は来季また元日開催に戻るけれど、ターンオーバー制はサッカーの永遠の課題だってことだな。