シュート猛練習実った!C・ロナウドCL通算71得点

2014年11月27日 16時00分

【スイス・バーゼル発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第5節の8試合が26日(日本時間27日)に各地で行われ、B組のレアル・マドリード(スペイン)は1―0でバーゼル(スイス)に勝って、5連勝で同組首位通過を決めた。エースFWクリスチアーノ・ロナウド(29)は1得点を挙げ、CL通算71得点に到達。前日のFWリオネル・メッシ(27=バルセロナ)のハットトリックに刺激を受け、シュートの猛特訓に励むエースはライバルへの闘志をむき出しにしている。

 勝つには勝った。自らのゴールは決勝点となり、昨季から続くCLの連勝記録も8に伸びた。だがエースに笑顔は少なかった。勝利の喜びより、得点を量産できなかった悔しさをあらわにした。

 9月16日の欧州CLバーゼル戦(ホーム)から公式戦14連勝中のチームは、この日も豪華布陣を敷いて臨んだ。C・ロナウド、FWベンゼマ、FWベイルの強力3トップ。それを支える中盤にはMFハメス・ロドリゲスが入り、試合開始直後からボールを支配した。

 バーゼルのプレスをかいくぐり、試合の均衡を破ったのは前半35分。ベンゼマが左サイドを強引にドリブル突破し、ゴールライン付近でマイナスの折り返し。ゴール前でDFを振り切ったC・ロナウドがこれを左足で難なく押し込み、待望の先制点を奪った。気合の入ったゴールパフォーマンスを見せたエース。この裏には前夜のメッシの活躍が大きく関係していた。

 メッシは前日25日のAPOEL(キプロス)戦でハットトリックを達成。レアルなどで活躍したラウル・ゴンザレス(37=ニューヨーク・コスモス)が持つCL通算最多得点記録(71点)を更新し、74点にまで伸ばした。前節終了時点でメッシに1点差に迫っていたC・ロナウドは、バーゼル戦前日練習の大半をシュート練習に費やし、メッシ超えに並々ならぬ姿勢を見せていた。それだけに、メッシの大爆発を見て燃えないはずがなかった。

 だが、エースの気合は結果につながらなかった。後半に何度もチャンスはあったが、32分のシュートはポストにはじかれた。結局、得点は1点どまりで試合終了。ラウルの記録に並ぶことはできたが、メッシとの差は3点に広がってしまった。

 とはいえ、カルロ・アンチェロッティ監督(55)は1960―61年シーズンのミゲル・ムニョス氏、2011―12年シーズンのジョゼ・モウリーニョ氏(51=現チェルシー監督)以来3人目となるレアルでの公式戦15連勝を達成。B組首位通過も決め、連覇に向けてまた一歩前進した。C・ロナウドはレアル移籍後、CL56試合で56得点と驚異のペースでゴールを積み重ねている。ライバルの存在がある限り、まだまだ活躍は続きそうだ。