J2降格ならC大阪は草刈り場「エース南野の大争奪戦」が勃発

2014年11月27日 11時00分

欧州クラブも注目している南野

“リオのエース”をめぐって、今オフに欧州クラブを巻き込んでの大争奪戦が勃発しそうだ。

 J1で現在17位のC大阪は、29日の鹿島戦(ヤンマー)の結果次第でJ2降格が決まる。悪夢が現実のものになれば主力の大量流出は必至で、MF山口蛍(24)やDF扇原貴宏(23)ら日本代表クラスを中心に、Jクラブ間で“草刈り場”になる。中でも日本だけではなく海外からも注目を集めるのが、2016年リオ五輪を目指す手倉森ジャパンのエース候補FW南野拓実(19)だ。

「もし出るとすれば海外だろうね。すでに欧州のクラブでも名前は知られていて評価は高いし、この前のU―19アジア選手権にもスカウトが来ていた」と、Jクラブ関係者は指摘する。

 10月に行われたU―19アジア選手権でチームは8強止まりだったが、南野は4ゴールを挙げて強烈な印象を残した。昨年7月に行われたマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)との親善試合では芸術的ミドル弾を決め、当時マンUのデービッド・モイズ監督(51=現レアル・ソシエダ監督)から「将来欧州でプレーするポテンシャルがある」と絶賛され、一躍その名が世界に知れ渡った。

 現在はドルトムントやシュツットガルト、ボルフスブルクなどドイツを中心に、イタリアやポルトガルのクラブも興味を示しており、早ければ今冬の移籍市場でオファーされる可能性がある。

 南野を取り巻く環境も海外行きを後押しする。南野の早期の海外移籍に否定的だった岡野雅夫社長(61)が21日に今季限りでの辞任を発表し、方針が変わる可能性も。「自分の最大の目標は海外でプレーすること」と、欧州挑戦を視野に入れる南野が移籍を熱望すれば、一気に事態は進展しそうだ。

 アギーレジャパン入りも期待される若きストライカーの動向から目が離せない。