レッズレディース優勝で兄貴分にアベックVの重圧

2014年11月25日 11時00分

 女子サッカー、なでしこリーグの浦和レッズレディースは24日、エキサイティングシリーズ上位リーグ最終戦(埼玉・駒場)で新潟に0―1で敗れ、日テレに勝ち点で並ばれたものの、得失点差で上回り5年ぶりのリーグ優勝を飾った。


 これでJ1首位に立つ“兄貴分”とのアベック優勝も現実味を帯びてきた。FW吉良知夏(23)は「レディースの優勝が(浦和のリーグ制覇の)勢いにつながればいいですね」。FW大滝麻未(25)も「アベック優勝できたら喜びも2倍になるので次こそは決めてほしい」と期待した。


 だが一方で、レディースの優勝が、8年ぶりのJリーグVを目指す浦和にとって重荷になる可能性もあるという。あるJクラブ関係者は「レディースの優勝が浦和の勢いにつながるとは思うけど、アベック優勝を意識し過ぎるとかえってプレッシャーになるかもしれない」と指摘した。


 浦和は、勝てばリーグ優勝が決まる22日のG大阪戦の試合終盤、0―0の場面で、勝利を意識するあまりに前がかりとなったところをカウンターで失点。痛い黒星を喫した。浦和は、無理をして攻め上がるような状況にはなかったが「早く優勝を決めたい」という選手たちの焦りがミスを誘った。


 そんななかレディースが一足先に勝ち取った優勝は、さらなるプレッシャーになりかねない。実際、毎年のようにV争いをしながらも終盤に失速し「重圧に弱い」とも言われている。残り2試合に勝てば浦和のリーグ優勝は決まるが、果たして“妹たち”の躍進がどんな影響を与えるのか。