代表戦6試合連続ノーゴールの香川 アジア杯“構想外”危機

2014年11月20日 07時45分

倒されるシーンが多かった香川

 18日のキリンチャレンジカップ・オーストラリア戦(大阪・長居)で、MF香川真司(25=ドルトムント)は前半途中から得意のトップ下でプレーしたものの、わずかにシュート1本。10番の存在感も発揮できず、消化不良のまま試合を終えた。これで代表戦6試合連続で無得点となり、試合後は悲痛な表情を浮かべた。

 

「もう一度自分のスタイルを見直さないといけない。ドルトムントと代表では役割は違うけど、ゴール前に切り込んで得点するのが自分のプレー。あと一歩何かが足りないと思う。どうにか日々の練習で取り戻さないといけない。自分に何が足りないのか…。これから一から始めたい」と声を絞り出した。

 

 アギーレジャパンになってからは、インサイドハーフとして攻守をつなぐ役割を求められている。だが、テレビ解説を務めた元日本代表DF宮本恒靖氏(37)からも「もう少し運動量を出してほしいですね」と注文をつけられたほどで、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)での2年間、出場機会に恵まれなかったブランクを埋められていない。

 

 この現状にJリーグ関係者は「良くないよね。アギーレ監督は実力主義者だから、香川でも平気で外すと思う。アジアカップはやばいんじゃないかな。さすがにメンバーには入るだろうけど、スタメンはわからないよ」と“構想外”の危機も指摘した。

 

 実際にアギーレ監督はメキシコ代表監督時代の2010年南アフリカW杯で、エースのFWハビエル・エルナンデス(26=レアル・マドリード)をサブに降格させたことがあるだけに、香川も例外ではない。悩める10番は来年1月までに本来の姿を取り戻せるか。