サッカーの欧州選手権予選は16日(日本時間17日)に9試合を行い、A組ではブラジルW杯3位のオランダが、ホームでラトビアに6―0で大勝した。

 ここまで1勝2敗と出遅れ、ヒディンク監督の進退問題もささやかれていたオランダだが、この日はMFロッベンとFWフンテラールがそれぞれ2ゴールを決める大活躍。危なげのない内容で2勝目を挙げた。同じくA組では、チェコがアイスランドとの首位対決を2―1で制し、開幕から4連勝を決めた。

 H組ではイタリアがホームでクロアチアと1―1の引き分け。お互いに連勝は3で止まった。イタリアは前半11分、MFカンドレーヴァの代表初得点で先制したが、4分後にクロアチアMFペリシッチのゴールで追いつかれた。後半28分にはクロアチアのサポーターが発炎筒を投げ込んだため、試合が15分間中断するアクシデントも。その後はお互いに決め手を欠いたまま試合終了となった。B組ではイスラエルがボスニア・ヘルツェゴビナを3―0で下して3連勝で首位に立った。