香川にPKキッカー禅譲論

2014年11月17日 16時00分

本領を発揮できていない香川(右)はアギーレ監督にアピールできるか

 アギーレジャパンで結果を出せていない日本代表MF香川真司(25=ドルトムント)を救うべく“PK禅譲論”が飛び交っている。

 

 DF酒井高徳(23=シュツットガルト)は「真司くんはまだゴールがないけど、少しずつ調子は上がってきている。ホンジュラス戦でも(ボールを)前に運んでチャンスには絡んでいた。2年のブランクがあったんだから、これからですよ」。出場機会に恵まれなかったマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)時代を払拭しつつあるという。

 

 アジアカップで優勝を狙うには10番の完全復活は欠かせない。そこで浮上のきっかけをつかんでもらうため、香川にPKキッカーを任せるプランが浮上。ある選手は「PKキッカーに関しては(FW本田)圭佑くん次第だけど、いいと思いますよ。自信もつくだろうし…」。

 

 実際に、今年3月の国際親善試合ニュージーランド戦(国立)では、PK担当の本田がスランプだった香川にキッカーを譲り、ゴールを“プレゼント”。当時、本田は6月のブラジルW杯前という時期を考慮したと説明した。今回も連覇がかかる大事な大会前の一戦。当時と状況は酷似している。

 

 本田はこの日、取材に応じなかったが、香川が復調すればチーム力の大幅アップは確実。チームメートからの要望があれば譲る可能性もありそうだ。香川は「しっかり準備し、オーストラリア戦は頑張りたい」。果たして古巣のホームスタジアムでゴールという結果を出せるか。