日本代表6発爆勝の裏に「軍師圭祐」

2014年11月16日 07時00分

代表をミラン流で蘇らせた本田は、自らゴールを決めてこのポーズ

 サッカー日本代表は14日のキリンチャレンジカップ(豊田スタジアム)でホンジュラスに6―0で大勝した。エースのFW本田圭佑(28=ACミラン)が代表戦7試合ぶりとなるゴールを決め、1得点2アシストの大活躍。消化不良続きのアギーレジャパンを見事に救った。これまでとは見違えるような爆勝劇の裏にはいったい何があったのか。批判を浴びた指揮官の合宿離脱が、本田の“ミラン流注入”につながったという。

 


 エースの一撃がゴールラッシュの合図となった。1―0で迎えた前半41分、MF長谷部誠(30=Eフランクフルト)がスライディングでパスカット。ボールは前線に残っていた本田に渡り、ドリブルでゴール前へ駆け上がったエースは、GKとの1対1を左足で冷静に決めて追加点を奪った。


「取った時のイメージを持てていた。結果につながってよかった」


 アギーレ体制の4試合ではわずか3得点、守備もミス続出で8失点とチームは崩壊の危機に瀕していた。それがこの日は「立ち上がりの入り方が良かった」と本田も自賛するほど攻守に隙のない試合運びで、ブラジルW杯に出場した実力国のホンジュラスを粉砕した。


 突如変貌を遂げた日本代表。この裏では、本田がついに“ミラン流注入”に踏み切ったという。「ミランでもやっている4―3―3を圭佑は代表の誰よりも理解している。もちろんクラブと代表は違うから口出しもしていなかったけど、少しずつ自分の意見も言っていくつもりのようだ」(本田と親しい関係者)。これまでは指揮官の顔を立てて戦術論の主張は控えてきたが、今回の合宿でその“封印”を解いた。