遠藤に「背番号7」奪われた柴崎…期待薄な証拠か

2014年11月13日 16時00分

FKの練習に励む遠藤。顔写真は柴崎

 日本サッカー協会は12日、国際親善試合ホンジュラス戦(14日、豊田)とオーストラリア戦(18日、ヤンマー)に臨む日本代表選手の背番号を発表した。6月のブラジルW杯以来の代表復帰となったMF遠藤保仁(34)やMF今野泰幸(31=ともにG大阪)、DF内田篤人(26=シャルケ)はW杯時と同じ番号に落ち着いた。

 

 今回発表された背番号は遠藤が7、今野が15、内田が2。新体制発足となった9月の合宿で故障離脱して以来の復帰となったMF長谷部誠(30=Eフランクフルト)も17となり、それぞれの背中に代名詞といえる番号が戻った。10月のジャマイカ戦とブラジル戦で15番をつけたDF鈴木大輔(24=柏)、2番のDF水本裕貴(29=広島)は今回非招集で、17番だったMF森岡亮太(23=神戸)は最初のメンバー発表時は選外(12日に追加招集され、19番に決定)だったため、復帰組がすんなり“マイナンバー”を手にできた。

 

 それだけに注目されたのが「7番」の行方だ。9月の初代表招集時から7をつけてきたMF柴崎岳(22=鹿島)か。それとも日本代表史上最多出場記録(146試合)を持つ遠藤のキャリアを優先するのか。協会が出した結論は後者で、柴崎は20番に変更となった。

 

 これには、ある日本代表OBも「仕方ないのかもしれないけど、残念」と寂しげだ。「柴崎は“ポスト遠藤”として新しい代表の顔となり得る選手。今回の決定は協会内での若手への期待感が薄いという証拠だ」

 

 遠藤は「協会と(スポンサーの)アディダスが決めてるんでね。ただ、長くやってきた番号(をつけるの)はうれしいですけど」と自分の意思ではないことを強調。柴崎は「前から言っているように、背番号でやるわけではないんで」としながらも、表情は硬かった。まだまだ日本代表に真の世代交代の風は吹かないようだ。