ブラジルサッカー連盟(CBF)は17日、2連覇を狙う東京五輪サッカー男子に臨む代表チームメンバーを発表し、FWネイマール(29=パリ・サンジェルマン)やFWビニシウス(20=レアル・マドリード)は選出されなかった。米「NBCスポーツ」など各メディアが報じた。

 ネイマールはかねてオーバーエージ(OPA)枠での五輪参戦を熱望していると報じられていたが、南米選手権出場など、オフシーズンがなくなることからパリSGが派遣を拒否したとみられている。五輪世代のFWビニシウスやFWロドリゴ(20=Rマドリード)も所属クラブの意向で五輪メンバーから外れている。

 また、今大会ではOA選手としてGKサントス(31=アトレチコ・パラナエンセ)、DFジエゴ・カルロス(28=セビリア)、DFダニエウ・アウベス(38=サンパウロ)を選出した。中でもサイドバックのアウベスはスペイン1部バルセロナやイタリア1部ユベントスで活躍したレジェンド。同国代表としても国際Aマッチ114試合に出場している。大舞台で豊富な経験を生かすことが求められてのメンバー選考だが、五輪連覇を果たせるだろうか。