<欧州CL>シャルケ完敗 内田「代表はドクターと相談」

2014年11月06日 11時20分

【ポルトガル・リスボン発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第4節が5日(日本時間6日)に各地で行われ、G組のシャルケ(ドイツ)は敵地でスポルティング(ポルトガル)に2―4で敗戦。日本代表に復帰したDF内田篤人(26)は随所に光るプレーも見せたが、今後については多くを語らなかった。

 

 ブラジルW杯以来の日本代表復帰を果たした内田は右サイドバックで先発フル出場。スポルティングMF田中順也(27)はベンチ外で日本人対決こそ実現しなかったものの、質の高い動きでチームを支えた。

 

 1―1で迎えた前半36分、タイミングよく攻め上がった内田は中央のFWフンテラールに絶好のパス。これに絡んだMFマイヤーのシュートは枠を捉えられなかったが、前節国内リーグでベストイレブンに選出された内田のプレーは光った。

 

 後半はスポルティングの猛攻を食い止めきれずに3失点。攻め手も欠き、内田も守備に追われて持ち味を出せなかった。試合後は「点取られる形は今日ひと通りやられたんじゃない。セットプレーとサイドとロングシュートとカウンター。それでも(G組)2位なんだ。すごいじゃん」とサバサバしていた。

 

 8日のフライブルク戦を終えると日本代表での戦いが待っている。「ヒザが本調子じゃないから、日本でドクターと相談する」とプレーするかを含めて多くを語らなかった。ブラジルW杯1次リーグ最終戦のコロンビア戦後に代表引退の可能性を示唆。「代表も大事にしているので、100%でいられない自分はどうなのか」とクラブと日本代表の両立に悩んだ。その後は右の膝蓋骨(しつがいこつ)を負傷し、戦線離脱。今回の代表復帰も自分では納得できる体調でないと感じている。

 

 今回の招集についてアギーレ監督は「(期待するのは)今までシャルケや代表でやってたこと。プレーが安定し、身体的にも強い。戦えるし、技術もある。経験や質の高さを(チームに)持ち込んでほしい」と意図を語った。だが内田は「ヒザ(の具合)もあるんだけど、もっと余裕あるときは奥まで見えるし、パスコースもあるんだけどな、って感じ」と不安も大きい。今後の見通しはまだ不透明だ。