<欧州CL>メッシ2発!CL最多得点記録に並んだ

2014年11月06日 16時00分

【オランダ・アムステルダム発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第4節が5日(日本時間6日)に各地で行われ、F組のバルセロナ(スペイン)はアヤックス(オランダ)に2―0で勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。2得点を挙げたFWリオネル・メッシ(27)は欧州CL通算71得点に到達し、FWラウル・ゴンザレス(37=ニューヨーク・コスモス)が持つ最多記録に並んだ。

 

 敵地のアムステルダム・アレナが「メッシ劇場」と化した。前節にCL通算得点を69点としていたメッシは、昨季1次リーグで敗戦を喫した因縁のスタジアムで2点を上積み。ついにラウルの記録に肩を並べた。

 

 この日の2点は全く異なるスタイルから決まった。前半36分のゴールは自らのFKがキッカケだった。直接FKはオランダ代表GKシレッセンにはじかれたが、こぼれ球を味方がつなぎ、DFバルトラが右から浮き球のクロス。これをゴール前で待ち構えたメッシが懸命のジャンプから頭で合わせて先制した。

 

 後半に入ると、運動量が落ちたアヤックス守備陣を得意のドリブルで切り裂いた。12分には自らの仕掛けから、この日バルサで欧州CL初先発となったFWスアレスにスルーパス。これはGKに阻まれたが、完全にバルサのペースとなった。

 

 25分にアヤックスDFフェルトマンが2度目の警告で退場。数的有利になったバルサのルイスエンリケ監督はFWネイマールに代えてFWペドロを投入。この交代が当たった。31分、メッシが中央をドリブルで切り裂き、左のペドロにパス。そのままトップスピードでゴール前に突っ込み、ペドロの折り返しをスライディングしながら左足で合わせてゴールネットを揺らした。

 

 バルサはレアル・マドリードとの「クラシコ」に続き、前節のセルタ戦でも敗れ、国内リーグ連敗で首位陥落。指揮官だけでなく、選手たちも激しく批判されていた。そんななかで、この試合ではメッシ、ネイマール、スアレスの豪華3トップを初めて採用。看板倒れとなればさらに風向きは悪くなるところだったが、それもメッシがすべて救った。

 

 MFシャビは「メッシの記録は、彼のためにも、満足している。彼はチームのためにプレーをしている。だからこそナンバーワンであり、最高なんだ」と偉大な記録をたたえた。

 

 次節のAPOEL戦(25日=日本時間26日)で新記録樹立の可能性は高い。