<欧州CL>レアル連覇へ盤石の16強

2014年11月05日 16時00分

【スペイン・マドリード4日(日本時間5日)発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第4節で昨季王者のB組レアル・マドリード(スペイン)はリバプール(イングランド)に1―0で勝ち、開幕4連勝で1次リーグ突破を決めた。エースFWクリスチアーノ・ロナウド(29)は不発だったものの、フランス代表FWカリム・ベンゼマ(26)の得点で完勝。連覇に向けて盤石の内容を見せた。

 

 昨季のCLで「デシマ」(10回目の優勝)を達成した“白い巨人”の強さは、絶対エースのゴールがなくても健在だった。ホームに迎えたリバプールの力を半減させるかのようなサポーターの大歓声。その中で前半27分に先制点を奪った。

 

 MFイスコのスルーパスに抜け出した左サイドのDFマルセロが絶妙な折り返し。これをベンゼマが難なく押し込んだ。これでリードしたレアルの注目はCロナウドに集められた。

 

 前節のリバプール戦でCL通算得点を70点としていたCロナウド。大会最多記録を持つFWラウルの71点に「あと1点」と迫り、この日の記録更新の期待がかかっていた。「いつかは抜くことができる」と余裕を見せていたエースだったが、ホームの大観衆のもとで決めたいという思いで果敢にゴールに向かっていった。

 

 前半35分には30メートルの位置から直接FKを狙ったが、シュートはGKミニョレの正面。後半に入ってからも積極的にシュートを放ったが、GKの好セーブにあってゴールネットを揺らすことができなかった。チームとしても、途中交代で入ったFWベイルのシュートがポストを直撃するなど追加点が奪えない展開。それでもリバプールにまったく攻撃を許さず、4連勝で1次リーグを悠々と突破した。

 

 完封勝利を果たしたGKカシージャスはこの試合でCL144試合出場を果たし、歴代最多出場記録を更新。「個人レベルで記録を作れて満足している」と胸を張った。一方、Cロナウドの今季の公式戦連続得点試合記録は12試合でストップ。それでもアンチェロッティ監督は「クリスチアーノは良いプレーをした。ゴールできなかったのは運が悪かったからだ。遅かれ早かれ、記録を破るだろう」とエースを擁護。次節以降の新記録達成に期待をこめた。