インザーギ監督 本田と心中覚悟

2014年11月04日 11時00分

 イタリア1部リーグのACミランに所属する日本代表FW本田圭佑(28)が3試合連続で無得点と調子を落としている。


 2日(日本時間3日)のパレルモ戦は好機をつくれないまま途中交代。チームも0―2で完敗して、7位に後退した。3日付のイタリア各紙は厳しい評価で、ガゼッタ・デロ・スポルト、コリエレ・デロ・スポルト、トゥット・スポルトとも4・5点。コリエレ紙は「(バイクの)ホンダどころかキックボード。スローで走り、攻撃時も予測可能だった」と手厳しかった。さらに、地元メディアからは「リーグ序盤はすごく良かったのに、今は変わった。本田の代わりに他の選手を起用する考えはないのか?」と10番の不振を追及する声が上がっている。


 これに対してフィリッポ・インザーギ監督(41)は「誰のせいだ、と言うのはやめよう。責任は監督にある」と話したうえで「一人があまりよくないプレーをしたからといって、試合ごとに外すことはできない」と本田を擁護。引き続きスタメンで起用していく方針を明かした。


 昨季低迷したミランは今季開幕から本田の活躍とともに急浮上。指揮官も本田を中心にした戦術を採用するなど、絶大な信頼を寄せる。スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(30)ら新戦力も存在感を示せていないため、指揮官に得点ランキング2位の10番を外す考えはなかった。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内となるリーグ3位まではわずか勝ち点3差。ミランは本田と“心中”も覚悟して、シーズンを戦い抜くようだ。