アギーレ監督 今月の代表合宿で“主将選考会”

2014年11月02日 11時00分

今月の代表合宿で、“次期主将”の選考作業を行うアギーレ監督

 14日のホンジュラス戦(豊田)と18日のオーストラリア戦(ヤンマー)に向けた日本代表合宿で“次期主将”の選定作業が行われそうだ。来年1月のアジアカップ(オーストラリア)まではFW本田圭佑(28=ACミラン)が主将を務める方針だが、その後は流動的。大会後に2018年ロシアW杯を見据えた正式な主将が選出される見込みとなっている。任命するハビエル・アギーレ監督(55)と選手との間でも意見交換を行い、候補が絞り込まれるもようだ。

 

 アギーレ監督は新チームの始動となった9月の合宿で本田、GK川島永嗣(31=スタンダール)とDF吉田麻也(26=サウサンプトン)の3人を主将に指名。中でも本田への信頼は厚く、スタメンから外れた10月14日のブラジル戦(シンガポール)以外はゲームキャプテンを任せている。

 

 アギーレジャパンにとって最初の公式戦となるアジアカップまでは本田が継続して主将を務めるが、これはあくまで“時限措置”。「圭佑は4年後まで主将をやるつもりは全くないし、以前から下の世代に任せたほうがいいという考えを持っている」と本田と親しい関係者は話す。

 

 若い選手の自立を促し、チームを活性化させるためにも、本田は次のW杯で中心となるべき年代の選手にその座を譲るつもり。アギーレ監督から続投要請があっても固辞する考えのようだ。

 

 そこで11月の合宿では“新主将選考”という側面も出てきた。「監督は選手の意見も積極的に聞くみたいだし、主将は大事だから選手のほうでも次の合宿で話そうという感じになっていた」(ある代表選手)

 

 アジアカップの直前合宿にも時間はあるが、連覇がかかる大事な大会前は試合に集中したいところ。そういう事情から、今月の合宿での絞り込みが濃厚。選手間で数人の候補を擁立し、アギーレ監督に進言するという流れになりそうだ。

 

 ロシアW杯を見据えた長期的な視野で考えると、白羽の矢を立てられそうなのはロンドン五輪世代。ブラジルW杯後、FW清武弘嗣(24=ハノーバー)が「キャプテンをやってみたい」と立候補していたが、ここまで招集されていない。今月は現時点のベストメンバーが招集される方針のため、そこから実力や人格、将来性などを含めて決定することになる。

 

 主将は代表チームの将来を左右するといっていい存在。

 

 本田に代わる適役は見つかるのか。その人選に注目が集まる。