【シンガポール13日発】ドイツリーグで得点ランキング首位の5得点を挙げている日本代表FW岡崎慎司(28=マインツ)が“大金星弾”を誓った。


 国際親善試合ブラジル戦に臨むアギーレジャパンはこの日、スタジアムで軽めの調整。練習前にはアギーレ監督を中心にブラジル対策のミーティングを行い、「ジャイアントキリング(大番狂わせ)」に向け万全の準備を整えた。


 岡崎は「ブラジルは全体的に6人が守備に専念する印象なので、ダイナミックさを出していきたい。ブラジルとは(昨年6月の)コンフェデレーションズカップでやっているけど、点を取りたい。それでアピールするというよりも、自分の生きる道を見つけたい」と力を込めた。


 10日のジャマイカ戦(新潟)では、アギーレジャパンで初めてセンターフォワードとして先発した。かねて熱望した得意のポジションだったが、結果は無得点。日本代表でようやくつかんだ自分の居場所を死守するためにも、王国との一戦では勝利につながるゴールが求められる。


 岡崎は「自分が(ボールを)引き出すのか。それとも受け手にまわるのかを考えながらやっていきたい」と、打倒ブラジルに全力を尽くす。