アジア大会女子サッカー決勝で北朝鮮に敗れ、銀メダルに終わったなでしこジャパンが2日、帰国した。

 佐々木則夫監督(56)は「連覇できなかったのは僕の責任。初戦の中国以外は、レベルが2ランクくらい下がる相手との対戦となり、決勝はアジアでAランクの北朝鮮。コンディションやモチベーションを上げていかないといけなかったが、結果として厳しかった」と悔しさをにじませた。

 今月末にはカナダ代表と2試合を行うカナダ遠征を行い、連覇を目指す来年6月の女子W杯(カナダ)に向けて選手を見極めていく。佐々木監督は「(前回W杯の)2011年よりもレベルの高いチームにしないと1次リーグを突破、ベスト4に入る、ファイナルに行くということはさらに厳しいと思います」と改めて気持ちを引き締めた。