マンU香川 脳振とうで移籍も揺れる

2014年08月28日 10時48分

 マンチェスター・ユナイテッドのFW香川真司(25)の移籍問題が混迷を極めてきた。

 26日に行われたイングランド・リーグ杯2回戦のMKドンズ戦で今季初先発したものの、頭部を強打して前半20分で交代を余儀なくされた。試合後に脳振とうと診断されたが、これが自身の去就に大きく影響しそうだ。

 脳振とうは深刻な後遺症を残すケースもあり、日本サッカー協会のホームページ上でも「脳振とうに対して慎重な対応が世界中で求められています」と呼びかけている。Jリーグでの指針も厳密に定めており、復帰へのプロセスを6ステージに細分化。それぞれのステップで十分に休養を取り、注意深く診断することを求めている。

 今回のケースは軽度とみられるが、鼻血や視覚がぼやける症状が出ており決して楽観はできない。脳振とうは実戦復帰まで最短でも1週間かかるが、その間に症状が出ればさらに時間を費やさなければならない。また脳神経伝達物質の代謝機能が回復するまでに30~45日を要するとの報告もあり、しばらくは慎重に状態を見極めなければならない。

 脳振とうを起こしたばかりの選手を獲得することは大きなリスクが伴い、香川の移籍先候補として挙がる各クラブも獲得に二の足を踏むことは確実。マンUで構想外となり他クラブからも敬遠され、香川は袋小路にはまったのか。