FC東京・米本 代表復帰へ猛アピール

2014年08月21日 16時00分

敵将からも絶賛された米本の代表入りは近い

 FC東京の元日本代表MF米本拓司(23)が、代表復帰へ闘志をみなぎらせている。

 

 W杯後はリーグ戦4勝2分けと好調なチームを支えている米本は、味スタで行われた20日の天皇杯3回戦のJ2松本山雅戦で2―0の完封勝利に貢献。豊富な運動量と抜群のボール奪取能力で相手の攻撃の芽を摘み取り、視察に訪れた日本代表アギーレ監督に猛アピールした。

 

 2010年、11年と2度の左膝前十字靱帯損傷を経験し、長期離脱。12年のロンドン五輪の夢が絶たれ、ザックジャパンのメンバー定着の可能性もフイにした。だが、悔しい思いを糧に肉体的、精神的にも成長。現在は「サッカーをできる喜びを感じているし、それを忘れないようにしたい」と前向きだ。

 

 目指すのは10年1月のアジアカップ予選イエメン戦以来となる代表復帰。「チームで結果を出してケガをしないようにやるだけ。『代表、代表』と言ったら体を無理してしまう。ケガをしたら何の意味もない」と慎重だが「やっていれば、結果はついてくる」。米本の頭には“ケガさえしなければ代表に戻れる”という自信がある。

 

 それを後押しするように、この日の対戦相手・松本山雅の反町康治監督(50)も賛辞を並べた。「米本はスゲーなと思いました。ボールへのアプローチやプレスバックの仕方は素晴らしい。普通だったら白髪のオジサン(アギーレ監督)は、代表に選ぶだろ。これまではケガをしていたからな」。あえて米本のいるサイドでの勝負を避ける采配を施したほどだ。

 

 アギーレ監督の目に米本はどう映ったのか。28日の代表メンバー発表はいかに――。