アギーレ監督“営業部長”の決意

2014年08月21日 16時00分

アギーレ監督はスポンサーと協調路線を歩む

 新指揮官は営業マン!? 日本代表のアギーレ監督は初陣となるウルグアイ戦(9月5日、札幌)に向けて入念に準備を進めているが、その一方で持ち前の社交性を生かして、ピッチ外の“仕事”にも強い意欲を持っているという。

 

 アギーレ監督の最大の長所は仕事に人一倍の情熱を傾けるところだが、それはサッカーの話に限ったことではない。

 

「アギーレさんは日本代表のためになることなら何でもすると意気込んでいると聞いた。時間ができたら代表のスポンサーとなっている企業にもあいさつへ行くつもりのようだし、どんな人ともコミュニケーションを取るのが好きだからそういった活動にも積極的なんでしょう」と大手広告代理店関係者は話す。

 

 来日前は、スペインで指揮を執っていたクラブでスポンサー関連のイベントを“ドタキャン”した過去が伝えられたこともあり、日本代表での同種のイベントへの協力姿勢に疑問も持たれていた。だが、実際は“郷に入っては郷に従え”を地で行くタイプのようで「歴史や習慣、そういったものは情報がある。自分の職業はサッカーだが、文化的なものなど様々なことを妻や息子と試したい」と語っている。

 

 代表のスポンサーには日本有数の大手や伝統ある企業が名を連ねており、財界人やビジネスマンとの交流は日本の風土やしきたりを吸収するのにうってつけ。先頭に立ってスポンサーと良好な関係を築けば支援態勢はより強固なものになり、サポーターからの支持も増す。そうしたプラス効果を理解しているからこそ、アギーレ監督は“営業部長”としても東奔西走する覚悟なのだ。

 

 就任会見では、自らが率いる日本代表にどんな愛称を望むか問われ「私はサムライブルーというネーミングが気に入っています」と笑顔で答え、イマイチ浸透していない公式愛称「SAMURAI BLUE」をプッシュするなど営業トークもバッチリ。陽気なメキシカンがピッチ内外で救世主となってくれそうだ。

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