韓国サッカー女子代表 中国に敗れ五輪出場ならず…敵サポーターと日本人主審に八つ当たり

2021年04月13日 21時21分

中韓戦にさらなる火種が加わった…(写真はイメージ)

 サッカー女子の東京五輪アジア最終予選プレーオフ第2戦が行われ、五輪切符を逃した韓国が中国サポーターと日本人審判に八つ当たりだ。

 8日に韓国で行われた第1戦は中国が2―1で勝利。13日に中国で行われた第2戦は2―2の引き分けだったが、2戦合計4―3で中国が東京五輪出場権を獲得した。

 今回の中韓戦では両国で相手に対する批判合戦がヒートアップ。試合が決着したことで収束すると思いきや、韓国の世論は相手の中国、さらにはなぜか日本にも矛先を向けて〝逆ギレ〟している。

 韓国メディア「エックススポーツ」は「中国の応援団が3つの重要な感染対策であるマスク着用、ソーシャルディスタンス、大声援の応援禁止、すべてを破った。中国の恥知らずな姿勢が露呈した」と猛批判。中国側の新型コロナ禍における違反行為が敗因と指摘した。

 さらに批判の矛先は日本にも向けられた。

「スポーツ韓国」は「太極娘子たち(韓国女子代表)は実力的には持ちこたえたが、中国の反則プレーとそれを見て見ぬふりした日本の審判にやられた」と怒りを爆発させて報じた。

 同メディアは、日本人の主審が試合の中で中国側の反則を数多く見逃したと指摘。「中国のペナルティーエリア内でハンドがあったのに、スパイクの裏でヒザに蹴りを食らわせたのに、タイミングが遅れてヘッドをかましたのに、日本の審判は全く見ようとせず警告も出さず傍観した」と猛批判を展開。韓国に出場権を与えないようにするための日本側の〝陰謀〟だと激しく非難した。

 日本人主審を名指しで批判して「中国の選手たちに警告しなければならいのに傍観した。すると中国の選手たちは反則プレーをより楽しむようになり、韓国選手は一層苦しむことになった」とまるで〝戦犯〟扱いだ。

 東京五輪の出場権を巡る中韓戦で、思わぬ形で日韓両国の間に新たな火種が生まれてしまった。