日本サッカー協会が13日、ユニクロが特別協賛するイベント「JFAユニクロサッカーキッズ」のキャプテンに元日本代表の内田篤人氏(33)が就任したことを発表した。

 同イベントは、6歳以下の未就学児向けに少人数制のミニサッカーを通じて、子供たちがスポーツを楽しみながら、自立心やチームワークを身につけられる機会を無償で提供している。過去には日本代表として活躍するMF久保建英(19=ヘタフェ)も参加した実績がある。

 内田氏は「全国各地のピッチで僕も一緒になってボールを追いかけたい。どれほどのプレーができるか約束できないが、今からもう一度鍛え直してお手本となるようなプレーをしたい」と意欲満々。「僕自身、サッカーを始めたキッカケがキング・カズさん(FW三浦知良=54、横浜FC)だったので、僕もユニクロサッカーキッズに参加してくれる子供たちの夢、憧れのような存在になるよう頑張りたい」と力を込めた。

 イベントに参加する子供たちと同年代の愛娘がいる内田氏は「女の子が2人いて、サッカーをしてくれたらうれしいけど厳しいのも僕が知っているので。楽しんでサッカーをしてもらえたら」とサッカーをプレーすることを熱望。「けがなく。僕はけがをしたので。ひざには気を付けてやってほしい」と自身が長年ヒザの負傷に悩まされたことを踏まえながら愛娘のプレーに期待していた。