【英カーディフ12日(日本時間13日)発】欧州スーパーカップが行われ、昨季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制したレアル・マドリードが、欧州リーグ(EL)王者のセビリア(ともにスペイン)に、2―0で競り勝ち、今季初タイトルを獲得した。

 Rマドリードは、4―4―2の布陣で新加入のブラジルW杯得点王、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(23)、同W杯を制したドイツ代表のMFトニ・クロース(24)がそろってスタメンデビュー。2トップはFWカリム・ベンゼマ(26)と、エースFWクリスチアーノ・ロナウド(29)が組んだ。

 序盤から一進一退の攻防が続いた前半30分、Rマドリードはパスをつなぎ、左サイドからMFガレス・ベイル(25)が中央にクロス。これにC・ロナウドが、倒れ込みながらも右足で合わせて先制点を決めた。1―0で折り返した後半4分には、ベンゼマからのパスを受けたC・ロナウドが再び左足で強烈なシュートで2点目を叩き込んだ。

 初戦となったクロースは守備的MFで無難なプレーを披露。ロドリゲスは積極的な攻撃参加を見せ、後半23分には左足で強烈なシュートを放つもGKに止められてしまい、無得点で後半27分に交代した。チームは2―0で勝利し、まずは1冠を手にした。

 Rマドリードは、19日(同20日)にスペインスーパーカップでアトレチコ・マドリードと対戦し、23日に開幕するスペインリーグでは、FWハーフナー・マイク(27)のコルドバと25日(同26日)に対戦する。