“長友2世”「俊輔のひと言」で左足に自信

2014年08月11日 16時00分

室屋は俊輔の言葉に自信を深めた

 2016年リオデジャネイロ五輪を目指すU―21日本代表は初陣となるアジア大会(9月、韓国・仁川)に向け、11日から福岡で候補合宿を行う。大学生で選出されたDF室屋成(20=明大)は“二刀流”で同代表定着を狙っている。

 

 室屋は10日、練習参加している横浜Mの一員として、浦和との練習試合に出場。左サイドバックで後半22分までプレーし、攻守で存在感を見せた。横浜Mの樋口靖洋監督(53)も「ものおじしないし、自信を持っている」と能力の高さに目を細めた。

 

 明大では右サイドで起用されているが、横浜Mでは主に左サイドで起用された。左足には苦手意識を持っていたが、それを払拭させてくれたのが“天才レフティー”こと元日本代表MF中村俊輔(36)だった。室屋は「俊輔さんから『左利きなの?』と言われた。うれしかったですね」。

 

 昼食時も食堂で隣の席に座り、自らの体験談を交えながら「ドンドン、Jクラブの練習に参加した方がいい」とアドバイスをくれた。憧れの大先輩と近くで接し「もっと左の質を高めないと。(左右)両方できれば、代表でも重要な選手になれる」と自信をみなぎらせる。

 

 同じ明大から世界的なサイドバックにまで上り詰めたDF長友佑都(27=インテル)の再来とも言われる室屋が、リオ世代の中心になりそうだ。