柏 スルガ銀行杯初優勝

2014年08月07日 16時00分

 スルガ銀行チャンピオンシップ(6日、柏)で、昨季ナビスコ杯王者の柏が南米カップ王者のラヌス(アルゼンチン)を2―1で撃破し、初優勝を飾った。

 

 最後に勝負を決めたのがエースFW工藤壮人だ。1―1の後半44分に守備網の裏に抜け出すと、ペナルティーエリア内で相手DFに倒されてPKを獲得。これをFWレアンドロ(29)が冷静に決めて勝ち越した。

 

 ラヌス側がPK裁定を猛抗議したが、試合後の工藤は「審判の判断。結果的にPKを取ったのは良かった」と勝利を呼ぶプレーに胸を張った。

 

 期待通りの働きを見せた工藤の胸には期する思いがあった。「日本のチームということで、なめられている部分もある。そこはしっかり、日本の代表として力を見せなければいけない」と厳しい表情を浮かべた。

 

 今回対戦したラヌスはコンディション調整を名目に試合6日前の7月31日に来日。だが練習は軽いメニューが続き、選手たちは連日都内に出向いて東京タワーやお台場、浅草などを観光ざんまい。W杯の惨敗で日本サッカーの評価は地に落ちており、ラヌス側は完全にお気楽モードだったのだ。こうした情報も柏イレブンには伝わっており、エースとして大きな発奮材料になった。

 

 工藤は「意識して結果を出せるようにしたい」とアギーレジャパン入りにも強い意欲を見せ、代表での活躍を誓った。