アギーレ新監督の新居問題が浮上

2014年08月05日 11時00分

 日本代表の新監督に決まったハビエル・アギーレ氏(55)の新居はどうなるのか。日本サッカー協会の原博実専務理事(55)はアギーレ新監督の受け入れ態勢を着々と整えている。Jリーグ視察の準備や通訳の人選などを進め、住居についても「本人が来てからいろいろ見てもらって決めてもらうことになる」。

 

 協会関係者は「アギーレさんには、ザッケローニさんが住んでいたマンションを準備している」とまずは前監督の住居を提案するという。そのうえで「家族と一緒だからって、アギーレさんに『一戸建てのほうがいい』とか言われると、もうお手上げかも。そんなの無理だよ」と新たな問題が生まれそうなことも打ち明けた。

 

 確かに欧州では、外国籍の選手や監督の住まいは一戸建ての大邸宅で、プールやお手伝いさん付き…というのも珍しくない。では、なぜ日本では一戸建てには住めないのか。日本サッカー協会の公認選手代理人はこう解説する。「日本にそんな物件はほとんどない。外国人選手を日本に連れてくるとき、特に妻帯者の場合、家をどうするかでモメることもある」

 

 仮に東京都内で条件に見合った物件があったとしても、値段はかなり高い。このため、協会の予算を軽くオーバーすることは間違いないからだ。

 

 協会側は歴代の外国人代表監督にオートロック付きのマンションを提供してきたが、2006年ドイツW杯を指揮したジーコ氏(61)だけは例外で一戸建て住宅に居を構えた。それでも日本の物件には限りがあり、プールは付いていない。人格者のジーコ氏が「日本の家はブラジルの自宅の玄関くらいの広さしかないんだ」と嘆くほどだっただけに、何かとうるさそうなアギーレ氏が注文をつけてくる可能性は十分ある。条件に合う新居が見つからなくても契約破棄には至らないだろうが、これから4年間、気持ちよく仕事をしてもらうためには希望に沿う家を提供したいところだが…。