本田の“営業力”をミランが疑問視

2014年08月03日 08時00分

 ACミラン(イタリア)の日本代表FW本田圭佑(28)がピッチ外でも“戦力外危機”だ。本領発揮のプレーがなかなか見せられないなか、一部フロントは営業面で期待された“本田効果”が少ないと問題視。今後もジャパンマネーの獲得が思うように進まなければ、一気に放出候補となりそうだ。

 

 ミランが参加する北米の国際親善大会「ギネス・インターナショナル・チャンピオンズカップ」で7月24日(日本時間25日)のオリンピアコス戦、27日(同28日)のマンチェスター・シティー戦と2試合連続で出場しながら精彩を欠いた。イタリアメディアからも酷評されており、今季もレギュラー確保は容易でなさそうだ。しかも、ピッチ外でも苦境に立たされる可能性があるという。

 

「ミランの内部で、『日本企業のスポンサー獲得が想定よりうまくいっていない』という話があって、本田の価値を疑問視する意見もあるようだ。このままの状況なら、今後に影響することは避けられないのでは」とは大手広告代理店関係者。

 

 本田は今年1月に年俸270万ユーロ(約3億7000万円)の4年契約という高待遇で入団したが、ミラン側の狙いはピッチ上の活躍に加えて抜群の人気面を考慮してのものだった。

 

 これまでミランは富士通とオフィシャルパートナー、東洋ゴムとプレミアムスポンサーの契約をそれぞれ締結。営業面でも一定の成果を上げているが、実はミランが意識しているのはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とFW香川真司(25)の例。もう一人の日本のエースがマンUに入団すると日本企業が殺到し、契約社数は現在9社にのぼる。

 

 もちろん、本田は加入後まだ半年で、交渉中の企業もある模様。だが、ミラン首脳陣は日本での人気では本田が香川をしのぐと考えており、契約ノルマも“香川超え”を想定してきた。もし、今冬の移籍市場までに契約社数が伸びる見通しが立たなければ“金食い虫”の烙印を押され、放出されかねないのだ。

 

 ミランの10番のユニホームを着続けるためには、評価を劇的に変える活躍を見せるしかない。