サッカーW杯ブラジル大会で活躍し、推定8000万ユーロ(約110億円)の移籍金でレアル・マドリード(スペイン)に移籍したコロンビア代表FWハメス・ロドリゲス(23)。昨年もモナコ(フランス)への移籍で4500万ユーロ(約61億円)の高額移籍を実現。約1年で1億2500万ユーロ(約171億円)もの大金を動かした。しかし、世界にはそんなロドリゲスよりも上がいた。スペイン紙「ムンド・デポルティボ」の電子版が移籍市場で大金を動かしてきた選手のベスト10を発表! その驚くべ金額とは?

【1位】ズラタン・イブラヒモビッチ=1億6310万ユーロ(約223億円、32=スウェーデン代表FW・パリ・サンジェルマン)

【2位】ハメス・ロドリゲス=1億3263万ユーロ(約181億円、23=コロンビア代表MF・レアル・マドリード)

【3位】ニコラ・アネルカ=1億3036万ユーロ(約178億円、35=元フランス代表FW・無所属)

【4位】エルナン・クレスポ=1億2100万ユーロ(約165億円、39=元アルゼンチン代表FW・引退)

【5位】ガレス・ベイル=1億1870万ユーロ(約162億円、25=ウェールズ代表MF・レアル・マドリード)

【6位】フアン・セバスティアン・ベロン=1億1700万ユーロ(約160億円、39=元アルゼンチン代表MF・引退)

【7位】ルイス・スアレス=1億1580万ユーロ(約158億円、27=ウルグアイ代表FW・バルセロナ)

【8位】ラダメル・ファルカオ=1億1243万ユーロ(約154億円、28=コロンビア代表FW・モナコ)

【9位】クリスチアーノ・ロナウド=1億1150万ユーロ(約152億円、29=ポルトガル代表FW・レアル・マドリード)

【10位】ロビー・キーン=1億385万ユーロ(約142億円、34=元アイルランド代表FW・ロサンゼルス・ギャラクシー)

 そうそうたる顔ぶれが並ぶ中、1位に輝いたのはスウェーデンの悪童FWズラタン・イブラヒモビッチ。そのキャリアと移籍金額をたどってみると、マルメ(スウェーデン)→アヤックス(オランダ・780万ユーロ)→ユベントス(イタリア・1600万ユーロ)→インテル(イタリア・2480万ユーロ)→バルセロナ(スペイン・6950万ユーロ)→ミラン(イタリア・2400万ユーロ)→パリ・サンジェルマン(フランス・2100万ユーロ)

 6度の移籍を繰り返し、その移籍金の合計はなんと1億6310万ユーロ(約223億円)。桁違いの金額だが、移籍した全てのチームをリーグ優勝に導いているのだからその金額もうなずけるものなのかもしれない。

 大富豪による大型の投資がトレンドとなっている欧州サッカー界。今後ますまず移籍金が膨れ上がっていき、イブラヒモビッチの記録を塗り替えていく可能性も大いにあるだろう。23歳とまだ若くして2位につけるロドリゲスが今後記録をどれほど更新するかも注目されるところだ。

(金額は全て推定、1ユーロ=137円で換算)