沢ー宮間“黄金のホットライン”解禁

2012年08月09日 12時00分

 6日のサッカー女子準決勝フランス戦を2―1で制し、メダルが確定したなでしこジャパン。7日は、チーム練習がオフとなった。

 なでしこジャパンの広報担当者によると、試合後に佐々木則夫監督(54)が約束した通り、選手たちと昼食で日本食レストランへ出かけ、カツ丼などを食べた。非常にリラックスしたムードで、9日(日本時間10日)の決勝戦に向け、英気を養ったという。

 その決勝の相手は因縁の米国。昨年7月の女子W杯決勝で勝って以来、今年だけで4試合(非公開練習試合を含む)も戦い、お互いの手の内を知り尽くす。難しい戦いになるのは間違いない。DF岩清水梓(25=日テレ)は「FWモーガンのスピードがハンパない。突破される回数を少なくしないと」とピンチを招くことを想定している。

 また2試合連続ゴールと好調のFW大儀見優季(25=ポツダム)も激闘のフランス戦後、自らが厳しいマークを受けることを覚悟する。一方で「それで他の選手がフリーになるなら…」と決勝ではおとり役となり、積極的にDFを引き付ける役割を志願した。

 さらに大儀見は「あやも調子が出てきたし、そろそろ、今回まだ出ていない“アレ”がありますよ」と不敵に笑った。大儀見の言う「アレ」とは封印しているMF宮間あや(27=岡山湯郷)とMF沢穂希(33=INAC神戸)の“黄金ホットライン”のことだ。

 昨年のW杯決勝。リードされ絶体絶命の延長後半に宮間のCKから沢がニアサイドで合わせ、起死回生の同点弾となった。この攻撃は大会前から練習を重ねており、世界制覇の秘策だった。その後は封印していたが、宮間が復調したことで、五輪の決勝でW杯の再現を狙っているというわけだ。