イングランド・プレミアリーグで日本代表の香川真司(25)が所属するマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファンハール新監督(62)が昨季7位に沈んだ名門再建に動きだした。

 17日に英マンチェスターでの就任記者会見で「自分にとっての挑戦は常に1位になることだ」と述べ、香川ら選手の見極めが最優先になると強調した。

 指揮官はブラジルW杯で母国オランダを3位に導き、息つく間もなく新天地で再出発した。成績不振で事実上の解任となったデービッド・モイズ前監督を引き継ぎ、昨季終了まで選手兼任の暫定監督としてチームを束ねて引退したギグス氏とタッグを組む。「わたしは民主的で親身になって話を聞く監督だ。自分の哲学を伝え、期待に応えたい」と自信を示した。

 チームは8月16日のシーズン開幕に向け、7月下旬から米国遠征に入る。