【ブラジル・フォルタレザ4日(日本時間5日)発】ブラジルに衝撃が走った。サッカーW杯ブラジル大会準々決勝で開催国のブラジルが主将DFチアゴシウバ(29=パリ・サンジェルマン)のゴールなどでコロンビアを2―1で退け、3大会ぶりの準決勝進出を果たした。

 だが、試合終了間際にエースFWネイマール(22)が相手のチャージを受け、背中を負傷。試合後に「脊椎骨折」と診断され、準決勝以降2試合の出場は絶望となった。また、チアゴシウバは後半19分のイエローカードで、準決勝は累積警告で出場停止。8日(同9日)の準決勝では、この日フランスに1―0で勝ったドイツと対戦するが、サッカー王国に暗雲が垂れ込めてきた。