大宮の美女GK・スタンボー華が思い描く“野望”を披露「日本の顔になれるように」

2021年03月13日 10時00分

移籍したスタンボーが東京五輪に臨む胸中を語った【切り込み写真】U―20W杯優勝会見で満面の笑み(2018年8月26日)
移籍したスタンボーが東京五輪に臨む胸中を語った【切り込み写真】U―20W杯優勝会見で満面の笑み(2018年8月26日)

【The インタビュー~本音を激白~(19)】今夏の東京五輪サッカー女子で活躍が期待される美女守護神が意外な一面を明かした。昨年11月になでしこジャパンに初招集されたGKスタンボー華(22)は、INAC神戸から、今秋開幕のWEリーグに参戦する大宮アルディージャVENTUSに移籍し、注目を集めている。連載「The インタビュー」第19回では、オフに話題を呼んだ移籍の理由や憧れの先輩の存在、東京五輪への思いに加え、将来に向けて思い描く“野望”を披露した。 

 ――昨季はINAC神戸で飛躍した

 スタンボー 5年間ほとんど試合に出ていない中で試合に使っていただいて感謝しています。すごくレベルアップを感じた。味方を落ち着かせて、自分も落ち着いて見せる技術を学びました。

 ――大宮入りの理由は

 スタンボー 試合に出て思ったのが、チームを引っ張っていかなきゃいけないと。INAC(神戸)にいたら引っ張っていってもらえるけど、新しいチームならそこにチャレンジできると思いました。育ててもらった恩もあってすごく悩んだけど、外の世界を見てみたいと思い決断しました。すごくびっくりする人も多かったですね。10年ぶりくらいに関東(東京)に帰ってきたので家族は喜んでいます。

 ――WEリーグ開幕へ注目が集まる

 スタンボー 新チームだからこそどういう雰囲気になるか楽しみ。チームを引っ張るポジションをつかみにいきます。

 ――環境も変わって新たな取り組みは

 スタンボー 神戸から移籍するタイミングで1週間くらい断食しました。初めて先生のところに通って指導のもと、一度体をリセット。体に気を使う意識を変えた。いらないものが絞れて痩せましたね。あと肌がキレイになりました。めっちゃ大事です! 顔が命なので(笑い)。

 ――普段は美容にも気を使っている

 スタンボー お肌はしっかり手入れしていますね。私は顔が武器だと思っているので…お肌がキレイなほうがいいじゃないですか(笑い)。

 ――モデルもできそうな美貌だ

 スタンボー もしお話をいただければやりたいですね。高級ブランドとかおしゃれなところでやってみたい(笑い)。

 ――ファンへどんな発信をしたいか

 スタンボー SNSが普及しているし、もっとサッカー以外のファンも増やしたいですね。サッカーをやったことないけど同年代の子が頑張っているから私も応援したいという女性が増えてくれたらうれしいです。サッカー以外の面も発信できたらと思っています。

 ――参考にする選手
 スタンボー(イングランド・プレミアリーグ)リバプールのGKアリソン(28)がすごく好き。あの身長で俊敏に動けて参考にさせてもらっています。あとは、顔が好きなので(イタリア1部ユベントスのGKジャンルイジ)ブフォンさん(43)。めちゃめちゃ
男らしくていいですね!

 ――元なでしこジャパン監督で大宮の佐々木則夫総監督(62)は

 スタンボー まだそんなに会話はしていないけど、憧れの監督が目の前にいるのでがんがんアピールしていきたい。当時の話を聞くことも大事だし、今度は私たちが引っ張っていく番なのでアドバイスもらいたいです。

 ――リーダーの理想像

 スタンボー(元なでしこジャパンGKの)海堀(あゆみ)さん(34)が大好きなんです。1つの出来事に対して彼女は10個とかいろんな角度で物事を見られる人。良い物を一瞬で選んで、それをすぐに言葉で伝えられるのがめちゃくちゃかっこいいんです。

 ――昨年11月になでしこジャパンに初招集

 スタンボー これが移籍にもつながるけど、そこで何もできなかったんです。手も足も出なかった1週間。そこで足りなかったのがリーダーシップで、自分を見つめ直す良い機会になりました。

 ――日本が優勝した2018年U―20W杯の同僚から刺激を受けた

 スタンボー DF南萌華(22=浦和)やDF高橋はな(21=同)とか同い年の子が世界と戦えるところでプレーしているのがうらやましいし、自分も継続的に(なでしこジャパンに)入れるように頑張りたいです。

 ――東京五輪への思い

 スタンボー 自分がテレビで見ていた憧れの大会に出られるかもしれないし、生まれ育った国で五輪ができることはうれしいので、そのグラウンドに立って、そこで誰かの憧れの選手になれるように頑張りたいです。夢は引き継いでいくものだと思うので、日本の顔になれるように。

 ――個人としての今後の夢や目標は

 スタンボー まずは大宮に私の全力をささげていきたいです。将来的には何も決まっていないけど、自分の中でいつか海外に行くと決めています。海外で「スタンボー華」という名前を広めていきたいと思っています。

【なでしこの今後の予定】なでしこジャパンは東京五輪に向けて、2月に米国で行われたシービリーブスカップを新型コロナウイルスの国内の感染状況を考慮して辞退した。

 今後の強化日程は、次戦が4月8日に仙台で予定されており、同11日にも場所を移して試合(会場未定)を行う。その後は6月10日(広島)と13日(栃木)、そして7月14日に京都で東京五輪の壮行試合に臨む。そして、7月21日に東京五輪の1次リーグ初戦を迎える。8月6日の決勝に進出すれば、国立競技場が舞台になる(いずれも相手は未定)。

 ☆すたんぼー・はな 1998年12月24日生まれ。東京出身。ドイツ系米国人の父と日本人の母を持つハーフ。2011年にJFAアカデミー福島に入校。16年4月から特別指定選手としてINAC神戸でプレーし、17年に入団した。18年にフランスで開催されたU―20W杯では、守護神として全6試合のうち5試合でフル出場し、史上初の優勝に貢献。昨年はINAC神戸でレギュラーを奪取し、リーグ18試合に出場した。同年11月に行われたなでしこジャパンの合宿に初招集。175センチ。

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