<日本1-0キプロス(27日)>日本の背番号10が決定力不足に焦っている。FW香川真司(25=マンチェスター・ユナイテッド)は、後半22分に強烈なミドルシュートを放つなど積極的にゴールを狙ったが、無得点に終わった。

 今季クラブではプロ人生で初めてノーゴールの屈辱を味わった。試合前には得点への強いこだわりを見せていた。それだけに「最後のところでシュートを決めないといけない。ゴールの意識をいかに持てるか。リスクを冒さないといけない」と結果を出せず危機感をあらわにした。

「きれいなイメージだけでなく、泥臭い部分も必要になってくると思う」と今後はガムシャラにゴールだけを狙う覚悟だ。