W杯「禁セックス」「禁牛肉」「禁酒」3禁にメキシコ代表は…

2014年06月01日 16時00分

 6月12日(日本時間13日)にブラジルで開幕するFIFAワールドカップで、メキシコ代表チームが動揺している姿が見られるかもしれない。メキシコ代表チームのミゲル・エレーラ監督(46)は、選手に対して3つのルールを課したからだ。

 (1)セックスを避けるべし

「ビキニを着た女性を見るのはけっこう」と冗談を発したが、女性を触るのはダメとクギを刺した。W杯期間中、セックス禁止とまではしないものの、避けることを心がけるように呼びかけた。

「私はサッカーのことを考えている。選手たちもサッカーのことを考えてほしい。結婚するまで処女を貫く人もいる。40日間(セックスを)慎むことで、死ぬ人間などいないのだから」(同監督)。自身も同様にルールに従うのかを問われると、ブラジル、クロアチア、カメルーンとの試合での戦術を考えるのに精一杯で、その他のことは考えられないとコメントした。

 (2)牛肉禁止令

 W杯に出るメキシコ選手は牛肉を食べることが禁じられている。クレンブテロルと呼ばれる筋肉増強剤に汚染された牛肉を食べることで、ドーピング検査で陽性反応が出ることを避けるためだ。同監督は選手に対し、1か月以上前から赤身の肉を食べないようにと伝達した。

 2011年の北中米ゴールドカップで5人の選手がクレンブテロルに陽性反応を示したことがある。ただ、後にメキシコサッカー連盟は選手のドーピング疑惑を晴らした。メキシコで出回る牛肉がクレンブテロルに汚染され、それを食べていた選手が陽性反応を起こしたという説得力のある証拠を世界反ドーピング機関(WADA)が認めたのだ。

 (3)アルコール禁止令

 エレーラ監督は「W杯をプレーしよう。パーティーに行くのではないんだ」と述べ、選手に対しアルコールも禁止した。指揮官の言っていることはごもっともだが、禁セックス、禁牛肉、禁酒では、W杯は単に悪夢となってしまうのではと臆測が飛んでいる。