帰国なでしこにAKB襲撃事件余波

2014年05月27日 11時00分

優勝カップを手にする(左)から佐々木監督、宮間、川澄

 AKB48余波? 女子アジアカップで初優勝したなでしこジャパンが26日、開催地のベトナムから凱旋帰国した。午後10時過ぎに羽田空港に姿を現した佐々木則夫監督(56)、主将のMF宮間あや(29=岡山湯郷)らイレブンが姿を見せると、約200人のファンから「お疲れさま!」とねぎらいの声が飛んだ。


 佐々木監督は9月13日に行われる強化試合(山形)について「若い選手にも経験させたい」と来年のカナダW杯に向け世代交代を加速させる考えを明かした一方で「(自身の故郷である)山形にカネを落とさないと」とジョークを飛ばした。


 そんな凱旋の裏では物々しい雰囲気に包まれていた。羽田空港には、警視庁が今年4月に発足させた「東京国際空港テロ対処部隊」ら警視庁署員、警備員が10人ほどで厳戒警備を実施。挙動不審な若い男性に声をかける場面もあった。日本代表FW本田圭佑(27=ACミラン)が21日に帰国した際には見られなかった光景だ。


 25日には、アイドルグループ「AKB48」のメンバー2人が刃物で襲撃される事件が起きたため、愉快犯の犯行を警戒したのか。警視庁広報課は「特に警備を強化したわけではない」と否定したが、なでしこジャパンの周辺には緊張感が漂っていた。