決勝Tは後半から永井を投入だ

2012年07月31日 18時00分

【武田修宏の直言】

 ロンドン五輪サッカー男子1次リーグD組の第2戦で、日本はモロッコを下し決勝トーナメント進出を決めた。

 初戦でスペインに勝ち気の緩みが懸念されたが、日本はモロッコを徹底分析して粘り強く戦った。サイド攻撃をケアできていたし、しっかりと前線からボールを追えたことで守備が安定した。攻撃面は序盤こそパスが回らなかったが、中盤からは落ち着き、日本らしいサッカーができた。

 決勝トーナメント進出を決め、これから本当の意味での戦いが始まる。ただ、この2試合で活躍した永井はすでに他国に研究されている。自由に走らせないため相手DFがスペースを与えない工夫をしてくるのは間違いなく、今後同じ活躍ができるかは難しい状況だ。

 そこで決勝Tではポストプレーと空中戦が得意なFW杉本健勇(19=C大阪)やドリブル突破のできるMF宇佐美貴史(20=ホッフェンハイム)をスタメンで起用。相手の体力が落ちてくる後半からスピードある永井を投入することが効果的な作戦ではないか。

 実際に永井が決めたモロッコ戦のゴールは相手が消耗した試合終盤。メダル獲得に向けて、永井の起用法が勝敗の分かれ目になるかもしれない。

 (元日本代表FW)