パンサー尾形「W杯メンバーに中村憲剛を入れろ!」

2014年05月10日 09時00分

本紙インタビューで、後輩のブラジルW杯行きを後押ししたパンサーの尾形

 サッカーのブラジルW杯に臨む日本代表メンバーの発表が12日に迫った。ザックジャパンの大目標「優勝」へ向け、23人の枠に誰が入るのか。大きな注目が集まるなか、「サンキュー!」と本紙に“乱入”したのが人気急上昇中のお笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘(37)だ。中央大学サッカー部の後輩でベテランMFの中村憲剛(33=川崎)を猛プッシュ。MF本田圭佑(27=ACミラン)、FW香川真司(25=マンチェスター・ユナイテッド)を生かせるのはケンゴしかいない!とほえまくった。

 ――中央大は大学サッカーの名門。後輩のMF中村憲剛の印象は

 尾形:俺が4年の時の1年生。めちゃくちゃ真面目でしたね。とにかくサッカーが大好き。

 ――打ち込んでいた

 尾形:サッカー部は一般生は入れない(スポーツ推薦の)少人数制なんです。ただ、地方から東京に集まってくるから、みんな東京に染まっていく。ぶっちゃけギャンブルしに行ったり、女をナンパしに行ったり。いろんな遊びがあるから、潰れるヤツが多いです。

 ――“野郎系”の集まりのような…

 尾形:でも、アイツだけは違います。例えば練習が終わったら、寮の食堂で食事を取るんです。これがくそマズい! ささ身に塩をぶっかけただけのメニューとか。選手のことを考えてくれたメニューで体にはいいんでしょうけど、脂っこいものも食いたいじゃないですか。みんな外食していた。だけど、ケンゴだけは食堂で食って、風呂に入ってベッドで休んでケアしていました。

 ――確かに真面目

 尾形:正直言うと俺、(中村に)代返(講義の出欠確認で本人の代わりに出席の返事をする)を頼んでいました。「(講義に)行って返事だけしてくれ」と。体育会系で4年は“神”みたいな存在ですから。ケンゴは俺が育てたと言っても過言じゃない(と妙に自慢げ)。

 ――……

 尾形:とにかく真面目です! サッカー部全員がロン毛な時代があったんですよ。その時に、アイツは(染めずに)黒の短髪。10年間くらい髪形は変わってないんじゃないかな。サッカー以外は興味ないんでしょうね。女の噂も聞かなかった。よく俺らは女を寮に連れ込んで遊んでいたりしたけど。

 ――ずっとストイック

 尾形:練習でも、グラウンドに最初に来て、最後に帰る。めちゃくちゃ努力家で「雑草」ですよ。

 ――サッカーエリートではない

 尾形:飛び抜けている感じもなく、チヤホヤされていなかった。みんなうまかったので。1年の時には試合に出ていなかったかな。でも、初めて見た時、キックはめっちゃうまかった。シューッて(地を這う)高さで(空気を)切る鋭いパスも蹴れるし、ふわーっとした長いボールも蹴れる。パスセンスはハンパなかった。あとは持久走。入学した時から全部員で一番でした。

 ――大学時代に比べて成長した点は

 尾形:「メンタル」じゃないですか(とニヤリ)。技術は根っから持っていましたからね。

 ――自慢の後輩

 尾形:ちゃんと連絡をくれます。「笑っていいとも!」(3月末終了)で、ケンゴの話をしたら「ありがとうございます」ってメールが来た。

 ――代表では23人入りを推す期待も大きい

 尾形:ケンゴを入れろ! このヤロー!(一段と声が大きくなる)。ケンゴを入れないで結果が悪かったら、許さないですよ。アイツはチームのために体を張れる。本田(圭佑)や香川(真司)にも合う。日本代表の中で一番パスセンスがあると思う。それに、今めっちゃ脂、乗っていますから!

 ――日本代表のW杯戦績予想は

 尾形:優勝してほしい! 1次リーグは全勝突破。キーマンはもちろんケンゴ。ヤツが入ればいい結果を出せる。

 ――W杯で尾形さんの公約を

 尾形:ん~。どうしよう。ケンゴが入って代表が優勝したら、ケンゴのギャグを作ります!

☆おがた・たかひろ=1977年4月27日生まれ。宮城県出身。高校サッカーの名門・仙台育英(宮城)では、主将でエースナンバー「10」を背負い全国ベスト16に進出。中央大でもサッカー部所属。東京NSC(吉本総合芸能学院)の8期生で、2008年に向井慧、菅良太郎とともに「パンサー」を結成。「メンタル!」「サンキュー!」などのギャグで人気者に。181センチ、74キロ。「パンサー」が出演するお笑いライブ「Radioパンサー」は6月23日(月)午後9時半から、東京・渋谷区のヨシモト∞ホールで開催される。