「マンU新監督は香川に合わない」「使うポジションない」の声

2014年05月04日 11時00分

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの新しい指揮官に、オランダ代表ルイス・ファンハール監督(62)の就任が濃厚となった。すでに地元各紙では「合意」と大々的に報じられたが、日本代表で10番を背負うMF香川真司(25)には好ましくない状況。どういうことか。

 マンUは成績不振でモイズ監督(51)を解任。現在はMFライアン・ギグス(40)が暫定監督として指揮を執っている。1日付の複数の英紙によれば、来季の指揮官はオランダ代表のファンハール監督に一本化され、5日にも契約するという。

 元日本代表選手は「はっきり言って香川には合わないと思う。戦術に当てはめるタイプの指導者なので、ちょっと難しいんじゃないかな。それにファンハールはオランダらしく、4―3―3が基本(フォーメーション)でしょ。香川を使うポジションがないと思うけれど、どうするんだろ?」と指摘した。

 ファンハール氏は華麗な経歴を誇る名将。バルセロナ(スペイン)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)など世界的なビッグクラブで指揮した。チーム内の規律に厳しく、どんなスター選手にも守備を義務付ける厳格なタイプ。これまでちょう愛した選手も、スピードとパワーを兼ね備えた選手が多い。これだけでも香川との相性は良くなさそうだが、さらに同氏は選手をえり好みすることで知られている。

 バルセロナでは、FWクライファートらオランダ選手ばかりを補強した一方、アルゼンチン出身のMFリケルメらを冷遇。地元メディアから批判を浴びたが、バイエルンに行っても同じ傾向が見られた。地元紙は、マンUはファンハール氏に就任の条件として来季補強費150億円を準備したと伝えている。こうなると、マンUでも大補強を敢行して、チームを“オランダ化”する…とささやかれているのだ。

 香川は今季ここまでノーゴール。結果を出せていないだけに、相性の悪い新監督の下では構想外→放出候補となるのは確実か。日本代表として臨むブラジルW杯とともに、来季の去就問題も注目されそうだ。